【騙されないで!】ルナメアACのヒリヒリ感の原因と危険性の真実とは
アスタリフト開発元の富士フイルムが開発・販売する人気ニキビケア商品「ルナメアAC」
そんな大人気ニキビケアアイテムのルナメアACですが
ひどいヒリヒリ感を感じる…
という声があることはご存知でしょうか?
今回は成分面から見るそのヒリヒリ感の原因と危険性・対処法までをご紹介したいと思います。
ルナメアACを使ってヒリヒリ感を感じたら…
ルナメアACには全部で5つのラインナップがありますが、その中で「ヒリヒリ感を感じて辞めました」との声が見られるラインナップは
- ファイバーフォーム(洗顔)
- スキンコンディショナーしっとりタイプ(化粧水)
- ジェルクリーム(保湿クリーム)
この3つが圧倒的に多いようです。
スキンコンディショナーのノーマルタイプがヒリヒリするという声はほとんど見られませんでした。
保湿力が高い化粧水に含まれる成分がどうやらヒリヒリ感の原因のひとつのようですね。
ルナメアACを使用してヒリヒリ感を感じた場合は即刻使用を中止してください。
好転反応とかそういったものは置いておいて、ご自身の肌の声を第一に聞いてあげてこれ以上お肌にダメージを与えないようにしてあげましょう。
好転反応といった症状もありますが、ヒリヒリ感や痛みを伴う時点でそれはもう好転反応ではありません。
好転反応の症状とは、痛み痒みはないけれどごく小さなニキビ(コメド)ができてザラツキ感を感じる、程度の症状です。
この症状は数日たてば収まります。
副作用の場合はヒリヒリ感、痛み、かゆみ、赤みを伴います。
嘘の情報に騙されない
よくネット上では
「成分表の表示順は含有量が多い物ほど上に、少ないものほど下にある」
「アルコールは成分表の下のほうに記載があるから少ない量しか含まれていない」
といった情報があります。
実はこれは通常の化粧品の成分表示基準でのお話で、医薬部外品にあたる化粧品においてはこの限りではありません。
医薬部外品の化粧品においては、成分の表示順は順不同でメーカーが好きに書き並べていいんです。
ルナメアACの医薬部外品にあたるラインナップは以下のものです。
- スキンコンディショナー(ノーマル・しっとり両方)(化粧水)
- ジェルクリーム(保湿クリーム)
この3つの製品の全成分を見ていきましょう。
スキンコンディショナー ノーマルタイプ
有効成分:トコフェロール酢酸エステル、グリチルレチン酸ステアリル
その他の成分:天然ビタミンE、セイヨウナシ果汁発酵液、ビルベリー葉エキス、ヒオウギ抽出液、アーティチョークエキス、チューベロースポリサッカライド液-BG、大豆リン脂質、BG、グリセリン、PEG1000、ベタイン、ピロ亜硫酸Na、ペンチレングリコール、ヒドロキシエチルセルロース、POEフィトステロール、ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3B.O.)(8E.O.)(5P.O.)、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、オレイン酸ポリグリセリル、POE水添ヒマシ油、無水エタノール、クエン酸Na、クエン酸、フェノキシエタノール
スキンコンディショナー しっとりタイプ
有効成分:トコフェロール酢酸エステル、グリチルレチン酸ステアリル
その他の成分:天然ビタミンE、セイヨウナシ果汁発酵液、ビルベリー葉エキス、ヒオウギ抽出液、アーティチョークエキス、ヒアルロン酸Na-2、大豆リン脂質、濃グリセリン、エリスリトール、BG、グリセリン、DPG、PEG1540、POEメチルグルコシド、キサンタンガム、POEフィトステロール、ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル(3B.O.)(8E.O.)(5P.O.)、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、オレイン酸ポリグリセリル、POE水添ヒマシ油、無水エタノール、クエン酸Na、クエン酸、フェノキシエタノール、メチルパラベン
ジェルクリーム
有効成分:トコフェロール酢酸エステル、グリチルレチン酸ステアリル
その他の成分:天然ビタミンE、セイヨウナシ果汁発酵液、ビルベリー葉エキス、ヒオウギ抽出液、アーティチョークエキス、濃グリセリン、スクワラン、大豆リン脂質、BG、グリセリン、ペンチレングリコール、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸デカグリセリル、サラシミツロウ、親油型モノステアリン酸グリセリル、ベヘニルアルコール、メチルフェニルポリシロキサン、ステアロイルグルタミン酸Na、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、オレイン酸ポリグリセリル、エタノール、無水エタノール、水酸化Na、フェノキシエタノール
こうやって見てみるとどれも最後の方にアルコール類の表示がありますね。
なのでパっと見た感じアルコール類の含有量は少ないのかな、といった印象を受けてしまいがちですが、鵜呑みにするのは良くないということです。
ルナメアACを使用してみて、ちょっと気になる反応が出た…といった場合は、成分の表示順などは意識せずに使用を控えるようにしましょう。
使用を中止した後はどうしたらいい?
ルナメアACを使用してヒリヒリ感を感じた場合は、一旦使用を中止しスキンケアの原点である「保湿」に立ち返って合成着色料や香料、アルコール類ができるだけ入っていない化粧品を一定期間使用してみて、お肌のバリアー機能を戻してあげましょう。
お肌のヒリヒリ感を感じる場合の多くは、お肌のバリアー機能が弱っているサインです。
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あまり治らないようであれば皮膚科を受信して診てもらうこともオススメです。
詳しく状況を説明することで、化粧品以外の原因が判明したり症状が治まるお薬をいただけたりすることができるかもしれません。